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年金手帳を紛失しても、あわてなくて大丈夫

年金手帳を紛失しても、あわてなくて大丈夫

あなたの持っていた年金手帳は何色?

年金手帳は年金に関するもっとも基礎的な必要書類です。
20歳になって国民年金に加入すると、本人の住民票の住所に届きます。
交付時期の違いによって、青、オレンジ、茶色の3色の手帳があります。
国民年金に加入している人なら、このうちのいずれかが手元にあるはずです。
年金手帳の色は、公布された時期によって異なるだけなので、内容に差があるわけではありません。

手帳の表紙の色 交付された年代
茶色(肌色・水色もあり) 1961年(昭和35年)10月~1974年(昭和49年) 9月
オレンジ 1974年(昭和49年)10月~1996年(平成8年)12月
青色 1997年(平成9年) 1月~

就職して会社から年金手帳の提出を求められたけれど、どこにしまったか忘れてしまい、どうしても見つからない。
どうやら紛失してしまったらしい。

老後の達人
老後の達人

『どうしよう?!』と、あわてなくても大丈夫です。
再発行してもらえますから、心配は無用です。

再発行してもらうには

年金手帳の再発行の申請は年金事務所で受付けてくれます。
所定の年金事務所に行って手続きをしましょう。

本人がどうしても行かれない場合は、代理の人にお願いするという手もあります。
その場合は決められた書式の委任状が必要となります。

手続きが完了すれば、再発行された手帳は郵送で手元に届きます。
緊急性が高く、急いでいる場合は窓口で受け取ることもできます。
その場合には、運転免許証などの身分を証明できる書類を持参しましょう。
代理人でも受け取れますが、その場合は社会保険労務士か、その代理人、法定代理人(法定代理人であることがわかる書類が必要)のみが代理人になることができます。

但し、すでに会社勤めをしていて厚生年金に加入している人は直接年金事務所に行くのではなく、会社に対して紛失届を出して、会社が再交付申請書を年金事務所に提出するので、すぐに手元に届くという訳にはいきません。

どんな手続きをするの?注意点は?

再発行を申請するに際しては、まず以下の書類を準備します。

年金手帳再交付申請書

年金手帳再交付申請書年金手帳再交付申請書は、左図のようなものです。
この申請書は、日本年金機構のホームページからダウンロードできます。
近くの年金事務所にも備え付けてあるので、事務所が近い人は直接受領に行って、不明な点を問い合わせてみると良いでしょう

 

印鑑

印鑑は、申請書に押印するために必要になります。 

本人確認書類

1つの提示で良いものは、以下の9種類の証明書です。

  •  個人番号カード
  •  運転免許証(運転経歴証明書)
  •  住民基本台帳カード(写真付きのもの)
  •  旅券(パスポート)
  •  身体障害者手帳
  •  精神障碍者保健福祉手帳
  •  療育手帳
  •  特別永住者証明賞
  •  在留カード

2つ以上の提示が必要となるものもありますので、注意してください。
どの書類を準備したらよいのか、よく確かめましょう。

必要な書類が整ったら年金事務所へ

必要な書類が準備できたら、年金事務所に行きます。
住所地の市区町村役場でも可能な場合もあります。
国民年金の被保険者なのか、厚生年金なのかによって違うので注意してください。

会社員の配偶者の場合は、夫の勤務先の住所の年金事務所となります。
自分がどの年金の何号被保険者であるかをよく確かめてから、どこで申請するのかを決めましょう。
また、窓口は平日(月~金)の午前8時半から午後5時15分まで開いています。
この時間帯に来られなければ、時間延長や週末相談をしていますので、そちらの時間も確かめて行くといいですね。

再発行の申請の方法、持ち物、受付時間などは、 日本年金機構のホームページに記載されていますし、 不安でしたら、事前に電話で相談してから行くと安心ですね。
(日本年金機構のホームページ:年金手帳の再発行 )

まとめ(年金手帳を紛失したとき)

年金手帳は重要な書類ですから、なくさないように注意しましょう。
でも、万が一紛失してしまった場合でも大丈夫・・・ 再発行の申請をすれば再交付してもらえますから(^^♪
申請の際には、二度手間にならないように、
準備するもの、対応窓口、時間などを事前に確認してから行きましょう。