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ネットカフェの個室は料金もリーズナブルで使いやすかった

ネットカフェには縁がない?

ネットカフェ」なんて、自分には縁のないものとずっと思っていました。ネットカフェのイメージは、ネクラなオタクの青年が籠って、パソコンのモニターに向かってネットサーフィンをしている、というようなものだったからです。自宅の最寄り駅の近くにネットカフェがあるのですが、その存在は知っていても、おそらく入ることはないと思っていました。

ところが、あることがきっかけで、子供の頃に読んだ漫画をもう一度読みたくなり、ネットカフェの前を通りがかった時に、ここで読めるのではないかと思い付きました。近年のネットカフェは漫画喫茶と一体化していて、このネットカフェでも漫画が読み放題とあり、中を覗いてみようかと思ったのですが、いきなり中に入るのはためらわれ、帰宅してからそのネットカフェのホームページを検索してみたところ、最寄駅から数駅のところにあるお店に、目的の漫画本があることがわかりました。

読みたかった漫画本があることを知り目的が達せられると分ったとたんに、それまで及び腰だったネットカフェなるものに俄然興味が湧いて、社会勉強の一環だと思って覗いてみることにしたのです。

ネットカフェに行ってみた

コミックバスター電車に乗ること3駅、改札を出て駅の階段を降りると、「コミックバスター」と書いたネットカフェの看板が目に留まりました。細長いビルの階段を上がるとカフェの入り口があり、おそるおそるガラス戸を押して入ってみました。

受付に物腰の柔らかそうな中年の男性がいたので、まずは目的の漫画があるかを確かめ、「それを読みたい」というと、まずは会員登録をと言われました。会員登録は受付でもできますし、スマホのアプリを使って自分で登録することもできます。受付で登録すると登録料が200円かかりますが、スマホを使って自分で登録すれば無料なので、その場でスマホ登録をしました。
初回入店時には本人証明が必要なので免許証を見せて手続きを終えました。

ネットカフェの部屋選び

ネットカフェの部屋選び
登録を終えたら、モニターに表示されている部屋を選びます。このカフェにはフラットシートといって座椅子が置かれている部屋と、リクライニング付の椅子が置いてある部屋がありました。好きな部屋の番号を選んで画面をタッチすると、部屋番号と入店時間が印字されたレシートが出てきます。これで入店手続きは終わりです。

出てきたレシートを持って番号の出ている部屋に行きます。部屋は四方が壁で仕切られていますが、上部は空間が空いていますので、個室といっても完全に密閉された部屋ではありません。備え付けの机の上にパソコンが置いてあり、キーボードを格納する引き出しがあります。

机の後ろには座椅子があり、足を延ばして座椅子に座ってパソコンを見たり本を読んだりすることができます。頭の上に可動式のヘッドライトがあるので、光を手元に当てることができます。

着ている上着やコートは脱いで備え付けのハンガーにかけます。消毒済みのスリッパが備え付けられているので、飲み物や本を取りに行ったり、お手洗いに行くときはスリッパで行けます。小さな金庫もあるので、貴重品はそこに入れることもできます。

着ていたコートを脱いでハンガーにかけ荷物を置いて、スリッパで書棚に行って本を取り、奥にある自動販売機で無料のドリンクを取りました。自販機はカップ形式でコーラやアイスコーヒーなどの冷たい飲み物やホットコーヒーや紅茶などの暖かい飲み物もあります。有料ですが、ビールなどのアルコール類もありました。

ネットカフェで漫画三昧の時間

読書の準備ができたので、後は部屋に籠ってひたすら本を読み、3時間で5冊読みました。こちらのカフェは3時間のパック料金があったので、利用料金の1,000円を払いました。
普段は集中して漫画を読む機会などないので、漫画の世界に没頭出来て楽しい時間を過ごせました。

ネットカフェを使ってみて

3時間のドリンク飲み放題で1,000円は安いなあと思いました。普通、カフェでドリンクを1杯飲んでも数百円はします。しかも3時間も居座ることはできません。ここなら漫画を読めて、疲れたら横になって昼寝をしても1,000円です。

漫画本を1冊レンタルすると、通常400円くらいはします。ここでは1冊あたり250円です。漫画本のレンタル料よりも安い費用で漫画が読めます。ただ、レンタルなら家で隙間時間に読めますが、ネットカフェにはある程度まとまった時間がないと行けません。それを不便と感じるか、それとも集中して読めて良かったと思うかは本人次第です。私は漫画の世界に没頭出来て、良い時間が過ごせたと感じました。

老後の達人
老後の達人

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漫画やネットで利用するだけではなく、仕事で使っている人もいました。ときどき部屋から出てきて通話エリアで仕事の話をしている人を何人か見かけました。また何かの用事で時間調整が必要になり、2、3時間程度の少し長い時間を、その場所で過ごさなければいけないときなど、暇つぶしや仮眠に向いている場所でもあるなあと思いました。ネットカフェは、色々な目的で手軽に使える自由な空間を提供してくれるところだということがわかりました。

また、ネットカフェではインターネットも使い放題なので、パソコンを使ったアフィリエイトなどの副業の作業をしている人もいるようです。調べ物をするための書籍や新聞なども充実しているところでは、仕事も捗るということでしょうか。いずれにせよ、ネットカフェでにはいろいろな使い方があることを知りました。

進化するネットカフェ

最近のネットカフェは、インターネットの利用や漫画喫茶のサービスだけではなく、複合的なサービスを提供する「複合カフェ」と呼ばれるものへと進化しています。
複合カフェにはダーツやカラオケ、ビリヤードなどの遊戯スペースや、フィットネスジム、日帰り温泉施設などを併設しているカフェもあります。
複合カフェの代表的なものは次の3つです。

快活CLUB(かいかつクラブ)

ネットカフェ快活club紳士服でおなじみのAOKIが運営する複合カフェで、500店舗以上を展開しています。従来のネットカフェと漫画喫茶の機能の他に、カラオケ、ビリヤード、ダーツ、フィットネス・ジムを併設しています。
アプリで会員証の登録をすれば、お店の情報やクーポンの取得、お部屋の予約が簡単にできます。シートや部屋の種類も豊富で、シャワールームや女性専用のエリアもあります。ドリンク飲み放題だけではなくアイスクリームも食べ放題と飲食のサービスも充実しています。

>>快活CLUB

スペースクリエイト自遊空間(じゆうくうかん)

ネットカフェ自遊空間インターネット、漫画、テレビ、オンラインゲームの他、ビリヤード、ダーツ、カラオケ、卓球などの設備があり、遊びと癒しの空間を提供しています。
価格設定も長時間パックや家族割、シニア割やお得なキャンペーンなどもあります。シャワールームも完備、仕事のためのプリンターなども完備されています。利用は登録制で入会手続き及び入会金税込370円が必要です。

>>スペースクリエイト自遊空間

Aprecio(アプレシオ)

ネットカフェのアプレシオAprecio(アプレシオ)とはスペイン語で「敬う」という意味があり、最高の笑顔とおもてなしの心でお客様を迎えるという気持ちが込められています。
コミック、インターネットの他にダーツ、ビリヤード、カラオケなどもあり、宿泊できる完全個室やシャワールームもあります。

>>Aprecio(アプレシオ)

まとめ|個室で楽しく過ごせるのがネットカフェ

ネットカフェというと、ネクラな若者がこもる場所というイメージがあったのですが、実際に行ってみると、勝手に想像していたイメージとは違い、個室に近い空間で、気楽に漫画が読めたり、映画やスポーツを見たりすることができる、心地よい場所であることが分かりました。

近年ネットカフェは進化していて、従来のインターネットの利用と漫画喫茶の機能に加え、ダーツやカラオケなどの遊びや宿泊、仕事の空間を提供するなど、サービスが多様化しています。
一度覗いてみれば、きっと新たなくつろぎや娯楽の世界が広がるでしょう。