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【2025年版】全国おすすめ灯台ガイド!絶景スポット16選と観光情報

【2025年版】全国おすすめ灯台ガイド!絶景スポット16選と観光情報
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灯台とは?基礎知識

皆さんは灯台について詳しくご存知ですか?灯台は単なる航路標識ではなく、歴史的価値の高い建造物であり、絶景を楽しめる観光スポットでもあります。

日本には3,000基を超える灯台があるといわれていますが、主に2種類に分けられます:

沿岸灯台

沿岸灯台

岬の先端に立つ塔状の灯台で、私たちが一般的に「灯台」と呼ぶものです。観光価値が高く、中には内部に入って上まで登れる「参観灯台」もあります。

防波堤灯台

防波灯台

港の出入口に立ち、防波堤の端を示す灯台です。船舶の安全な航行をサポートしています。

灯台巡りの魅力

灯台巡りが人気の理由は多岐にわたります:

  1. 絶景を楽しめる – 多くの灯台は岬や断崖絶壁に建てられており、そこからの眺めは圧巻です
  2. 歴史を感じられる – 明治時代に建設された歴史的価値の高い灯台も多数あります
  3. 建築美を堪能できる – 石造りやレンガ造りなど、様々な建築様式を観察できます
  4. 写真スポットとして最適 – 青い海と白い灯台のコントラストは、SNS映えする素晴らしい写真が撮れます
  5. 周辺観光と組み合わせやすい – 多くの灯台は観光地に近く、効率よく旅行計画が立てられます

全国の人気おすすめ灯台16選

日本全国には魅力的な灯台がたくさんありますが、特におすすめの灯台をご紹介します。

北海道・東北のおすすめ灯台

1. 尻屋埼灯台(青森県)

尻屋埼灯台(青森県)
  • 特徴: 白と黒の縞模様が特徴的な高さ43.3mの灯台。東北随一の景観を誇ります。
  • アクセス: 下北交通バス「尻屋埼灯台」下車徒歩10分
  • 参観料: 300円(登れる灯台)
  • おすすめポイント: 周辺には野生の寒立馬が生息しており、灯台と馬の共演は写真撮影に絶好のスポットです。

2. 入道埼灯台(秋田県)

入道埼灯台(秋田県)
  • 特徴: 日本海に面した断崖絶壁に建つ白亜の灯台
  • アクセス: JR男鹿線「男鹿駅」からバスで約30分
  • 参観料: 300円(登れる灯台)
  • おすすめポイント: 夕日の絶景スポットとして有名で、特に夏至前後の時期は日本海に沈む夕日が美しい

3. 塩屋埼灯台(福島県)

塩屋埼灯台(福島県)
  • 特徴: 明治32年に建設された歴史ある灯台
  • アクセス: JR常磐線「いわき駅」からタクシーで約40分
  • 参観料: 300円(登れる灯台)
  • おすすめポイント: 周辺は公園として整備されており、四季折々の花々を楽しめます

関東のおすすめ灯台

4. 犬吠埼灯台(千葉県)

犬吠埼灯台(千葉県)
  • 特徴: 明治7年完成の日本を代表する第1等灯台。レンガ造りの美しい外観が特徴
  • アクセス: JR総武本線「銚子駅」から銚子電鉄「犬吠駅」下車徒歩10分
  • 参観料: 300円(登れる灯台)
  • おすすめポイント: 日本で最も早く初日の出が見られるスポットとしても有名。近くには「地球の丸く見える丘展望館」もあります

5. 野島埼灯台(千葉県)

野島埼灯台(千葉県)
  • 特徴: 房総半島の最南端に位置する白亜の灯台
  • アクセス: JR内房線「館山駅」からバスで約25分
  • 参観料: 300円(登れる灯台)
  • おすすめポイント: 周辺は野島崎自然公園として整備され、磯遊びも楽しめます

6. 観音埼灯台(神奈川県)

観音埼灯台(神奈川県)
  • 特徴: 日本初の洋式灯台で、東京から日帰りで訪れやすい
  • アクセス: 京急線「三崎口駅」からバスで約20分
  • 参観料: 300円(登れる灯台)
  • おすすめポイント: 晴れた日には富士山や伊豆大島を眺められ、近くの城ヶ島とセットで観光がおすすめ

中部・近畿のおすすめ灯台

7. 御前埼灯台(静岡県)

御前崎灯台
  • 特徴: 駿河湾を見下ろす白亜の灯台
  • アクセス: JR東海道線「用宗駅」からバスで約15分
  • 参観料: 300円(登れる灯台)
  • おすすめポイント: 周辺からは富士山と駿河湾の絶景が楽しめます

8. 安乗埼灯台(三重県)

 安乗埼灯台(三重県)
  • 特徴: 志摩半島の先端に建つ灯台
  • アクセス: JR参宮線「鵜方駅」からバスで約40分
  • 参観料: 300円(登れる灯台)
  • おすすめポイント: 伊勢志摩国立公園内に位置し、英虞湾の美しい景色を一望できます

9. 大王埼灯台(三重県)

大王埼灯台(三重県)
  • 特徴: 伊勢志摩国立公園内にある白亜の灯台
  • アクセス: JR参宮線「鵜方駅」からバスで約45分
  • 参観料: 300円(登れる灯台)
  • おすすめポイント: 周辺の岩礁と灯台のコントラストが美しく、写真撮影に人気

10. 潮岬灯台(和歌山県)

潮岬灯台(和歌山県)
  • 特徴: 本州最南端の岬に建つ灯台
  • アクセス: JR紀勢本線「串本駅」からバスで約25分
  • 参観料: 300円(登れる灯台)
  • おすすめポイント: 台風の通り道であることから「台風銀座」の異名を持つ岬の先端で、荒々しい海の景色が魅力

中国・四国のおすすめ灯台

11. 角島灯台(山口県)

角島灯台(山口県)
  • 特徴: エメラルドグリーンの海に囲まれた灯台
  • アクセス: JR山陰本線「長門市駅」からバスで約60分
  • 参観料: 300円(登れる灯台)
  • おすすめポイント: 角島大橋と青い海の絶景が有名で、「日本のエーゲ海」とも称されます

12. 出雲日御碕灯台(島根県)

出雲日御碕灯台(島根県)
  • 特徴: 高さ約44mの日本一高い石造りの灯台
  • アクセス: JR山陰本線「出雲市駅」からバスで約40分
  • 参観料: 300円(登れる灯台)
  • おすすめポイント: 日御碕神社が隣接し、出雲大社観光と合わせて訪れるのがおすすめ

九州・沖縄のおすすめ灯台

13. 都井岬灯台(宮崎県)

都井岬灯台(宮崎県)
  • 特徴: 野生の岬馬が生息する岬の先端に立つ灯台
  • アクセス: JR日南線「南郷駅」からバスで約60分
  • 参観料: 300円(登れる灯台)
  • おすすめポイント: 野生の馬との写真撮影スポットとして人気

14. 平安名埼灯台(沖縄県)

平安名埼灯台(沖縄県)
  • 特徴: 宮古島の東端に建つ白亜の灯台
  • アクセス: 宮古空港からレンタカーで約30分
  • 参観料: 300円(登れる灯台)
  • おすすめポイント: 透明度抜群の青い海と白い灯台のコントラストが美しい

登れる灯台(参観灯台)16選

全国に16基ある「登れる灯台」は、内部に入って上まで登ることができ、灯台からの絶景を楽しめる貴重なスポットです。「日本の灯台50選」の中では以下の14基が登れる灯台となっています。

  1. 尻屋埼灯台(青森県)
  2. 入道埼灯台(秋田県)
  3. 塩屋埼灯台(福島県)
  4. 犬吠埼灯台(千葉県)
  5. 野島埼灯台(千葉県)
  6. 観音埼灯台(神奈川県)
  7. 御前埼灯台(静岡県)
  8. 安乗埼灯台(三重県)
  9. 大王埼灯台(三重県)
  10. 潮岬灯台(和歌山県)
  11. 角島灯台(山口県)
  12. 出雲日御碕灯台(島根県)
  13. 都井岬灯台(宮崎県)
  14. 平安名埼灯台(沖縄県)

その他に、美保関灯台(島根県)と佐多岬灯台(鹿児島県)の2基も登れる灯台となっています。

参観料は各灯台とも300円で、開館時間や定休日は各灯台によって異なりますので、訪問前に確認することをおすすめします。

灯台周辺の観光スポット情報

灯台巡りをさらに充実させるために、周辺の観光スポットと組み合わせた旅行プランがおすすめです。

犬吠埼灯台周辺

  • 銚子電鉄
    赤字路線対策で話題になった「ぬれ煎餅」など名物グルメを楽しめます
  • 地球の丸く見える丘展望館
    太平洋を一望できる絶景スポット
  • 犬吠埼温泉
    灯台観光後にゆっくり入浴できる温泉施設

出雲日御碕灯台周辺

  • 出雲大社
    日本を代表する神社で、縁結びのパワースポットとして有名
  • 日御碕神社
    灯台のすぐ近くにある古社で、日本の夜明けの地とされる場所
  • 出雲科学館
    家族連れにおすすめの科学館

角島灯台周辺

  • 角島大橋
    全長1,780mの海士ヶ瀬戸に架かる美しい橋
  • 角島海水浴場
    透明度の高い海で海水浴を楽しめる
  • 長門市海の博物館
    地域の海の歴史や文化を学べる施設

灯台巡りのベストシーズン

灯台巡りにおすすめの季節は以下の通りです。

  • 春(4〜5月)
    周辺の花々が咲き誇り、気候も穏やかで絶好の観光シーズン
  • 初夏(6月)
    梅雨入り前の晴れた日は視界が良く、美しい写真が撮れます
  • 秋(10〜11月)
    空気が澄んで遠くまで見渡せる季節。紅葉と灯台のコラボも楽しめます
  • 冬(1月)
    初日の出スポットとして人気の灯台も多数あります

夏の強い日差しや台風シーズン、冬の強風時は注意が必要です。また、灯台によっては悪天候時に閉館する場合もありますので、事前の天気確認をおすすめします。

灯台撮影のコツ

灯台をより魅力的に撮影するためのポイントをご紹介します。

  1. 青空と海のコントラスト
    晴れた日の午前中がおすすめ
  2. 夕暮れ時のシルエット
    日没前後の灯台は幻想的な雰囲気に
  3. ローアングル撮影
    下から見上げることで灯台の高さを強調
  4. 周辺環境を含めた構図
    海や岬の風景と合わせて撮影すると印象的に
  5. 季節の特徴を活かす
    春の花、夏の青空、秋の紅葉、冬の荒波など

初心者におすすめの灯台巡りコース

灯台巡り初心者の方には、以下のコースがおすすめです。

関東日帰りコース

  • 観音埼灯台 → 城ヶ島 → 三崎港(マグロ料理)
    • 東京から電車とバスで約2時間でアクセス可能

千葉2日間コース

  • 1日目
    犬吠埼灯台 → 地球の丸く見える丘 → 銚子電鉄乗車 → 犬吠埼温泉泊
  • 2日目
    野島埼灯台 → 館山の海鮮グルメ

中国・四国3日間コース

  • 1日目
    出雲大社参拝 → 出雲日御碕灯台
  • 2日目
    松江城観光 → 境港(水木しげるロード)
  • 3日目
    美保関灯台 → 美保神社

【まとめ】あなたにぴったりの灯台を見つけよう

日本全国には魅力的な灯台がたくさんあり、それぞれに異なる特徴と魅力があります。「登れる灯台」は特に人気で、灯台からの絶景を楽しむことができます。

特におすすめなのは、東の横綱「犬吠埼灯台」と西の横綱「出雲日御碕灯台」。どちらも「日本の灯台50選」に選ばれ、「登れる灯台」であり、「第1等灯台」という三冠を達成しています。さらに「世界灯台100選」にも選ばれた、まさに日本を代表する灯台です。

灯台巡りは単なる観光だけでなく、日本の近代化の歴史や文化に触れる貴重な機会にもなります。ぜひあなたも灯台巡りの旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

老後の達人
老後の達人

灯台はそそるこの記事を書くにあたって、不動まゆうさんの著書「灯台はそそる」と公益社団法人燈光会が発行している「あなたが選んだ日本の灯台50選」を参考にさせて頂きました。興味のある方は読んでみてください。
灯台マニアの女性が、灯台の素晴らしさを伝えたいという情熱にあふれた作品で、熱い思いがひしひしと伝わってきます。
灯台や灯台守の歴史、その深さに感動です!!
GPSの発達で灯台の必要性が薄れてきていると言われている昨今、その文化的な価値の高さを再認識して、灯台巡りの旅に出かけてたくなるおすすめの一冊です(^^♪