【秩父旅行プラン】特急ラビューで行く1泊2日♪グルメ・温泉・絶景を満喫する癒し旅ガイド

忙しい日常から少し離れて、心身ともにリフレッシュしたい。そんなときにぴったりなのが、都心から約80分でアクセスできる秩父・長瀞エリアです。

特急ラビューの大きな窓から眺める風景は、都会の喧騒から緑豊かな山里へと移ろい、その景色を見ているだけで心が軽やかになっていきます。到着した秩父では、地元愛あふれる食堂で名物グルメを味わい、歴史ある神社を参拝し、昭和レトロな街並みを散策。さらに長瀞では、自然に囲まれた温泉宿でゆったりと過ごし、宝登山からの絶景や岩畳の自然美に心を奪われることでしょう。

この旅行プランは、実際に秩父・長瀞を訪れた体験をもとに、グルメ・温泉・自然・歴史のすべてを満喫できる1泊2日のコースをご紹介します。日帰りでも楽しめますが、宿泊することでより深くこの地域の魅力を感じることができるはずです。

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特急ラビューで始まる、心ほどける秩父・長瀞の旅
1日目：秩父到着とグルメ散策
2日目：長瀞の自然と歴史を満喫
旅行プランのポイント
まとめ：【秩父旅行プラン】特急ラビューで行く1泊2日

特急ラビューで始まる、心ほどける秩父・長瀞の旅

都心から約80分で到着する秩父・長瀞エリアは、日帰りでも宿泊でも楽しめる人気の観光地です。今回は特急ラビューに乗って、グルメ・温泉・自然・歴史を存分に楽しむ1泊2日の旅プランをご紹介します。

1日目：秩父到着とグルメ散策

午前：特急ラビューで快適な旅のスタート

出発地点：西武池袋駅

特急「Laview（ラビュー）」に乗車
所要時間：約1時間20分
料金：特急券が必要

ラビューの魅力

流線型のシルバー車体と大きな前面窓が印象的な未来的デザイン
車内は黄金色のモケットシートで、まるで高級ホテルのラウンジのような雰囲気
天井が高く、窓も大きいため開放感は抜群
Wi-Fi完備、各座席にコンセント付きで移動中も快適
都会から緑へと変わる風景を大きな窓から楽しめる

実際に乗車した感想
ホームに現れたラビューは、これまでの特急列車とは一線を画すスタイリッシュな外観で「これが本当に日本の電車？」と驚くほど近未来的でした。車内に一歩入ると、まるで自宅のリビングにいるかのような落ち着いた雰囲気に包まれます。約80分の旅路では、まるで額縁に入った絵画のように風景が流れていき、ただ座っているだけで心が癒やされていく感覚を味わえました。

昼食：地元食堂「田舎屋」で秩父グルメを満喫

アクセス：西武秩父駅から徒歩5分

おすすめメニュー：秩父セット（平日ランチ限定・税込1,600円）

わらじかつと豚みそ丼のあいもり丼
冷たいお蕎麦
味噌ポテト
椎茸
小鉢

店舗の特徴

赤い和傘や竹細工など、懐かしい和のインテリア
木の温もりが心地よいカウンター席
ジビエメニューも豊富（猪串、鹿串、あゆの塩焼きなど）
お通しのポテトサラダと冷えた生ビールも評判

実際に訪れた感想
お店に入ると、昔ながらの温もりが感じられる店内に心がほっと安らぎました。秩父セットは、まさに秩父の味覚の詰め合わせ！わらじかつは衣がサクサクで甘辛ダレがしっかり染み込んでおり、豚みそは香ばしくてご飯との相性も抜群でした。味噌ポテトはホクホクでほんのり甘めの味噌がクセになる味わい。肉厚な椎茸の香りが広がり、まるで「秩父の森を食べている」ような感覚になりました。暑い日の観光後に飲む生ビールは格別で、地元愛あふれるこのお店の魅力を存分に感じられました。

午後：秩父の街並み散策

散策ルート：西武秩父駅 → 御花畑駅周辺

見どころ

カフェ・パリー

昭和2年建築の国の登録有形文化財
元映画館「スカラ座」の一部
昭和初期の雰囲気を色濃く残す外観訪問時の印象：街中でひときわ目を引く建物で、まるで映画のセットのような外観に思わず足を止めて見入ってしまいました。建物そのものが”生きた昭和遺産”のような存在で、中にはレトロな食品サンプルやテレビの取材写真も飾られていました。

秩父神社

秩父三社のひとつ
御花畑駅から徒歩すぐ
見どころ：「子育ての虎」「北辰の梟」「つなぎの龍」の彫刻
「お元気三猿」は日光の三猿と対になる人気スポット参拝時の感想：楼門の赤が鮮やかで、緑に包まれた境内と見事なコントラストを成していてとても印象的でした。個性的な彫刻や伝承がたくさんあり、特に”見ざる言わざる聞かざる”の「お元気三猿」は、日光の三猿と対になるユニークな存在として興味深かったです。

昭和レトロな街並み

商店街や蔦に覆われた喫茶店
味わい深いタバコ屋さんの看板建築
時間がゆったりと流れる情緒あふれる風景散策の印象：どこを歩いても絵になる風景ばかりで、時間がゆったりと流れているような、そんなひとときを楽しめました。閉店していても味わい深い建物が多く、昭和レトロな雰囲気に包まれて歩くだけで心が落ち着きました。

夕方：長瀞「花湯別邸」にチェックイン

アクセス：秩父駅から秩父鉄道で長瀞方面へ、送迎車利用

宿泊施設の特徴

和モダンの落ち着いた客室
専用ウッドデッキテラス完備
白い籐編みのチェアやバーカウンター風セッティング
眼前に広がる木々の緑と川のせせらぎ

宿泊した感想
チェックインと同時に広がるのは、自然と和モダンが調和した別世界でした。お部屋は畳敷きの和空間に大きなテレビと快適な家具が並び、どこか”実家以上・旅館未満”の絶妙な居心地の良さ。一番の魅力は、ウッドデッキテラスに設けられたリラックス空間で、まるで森林の中にいるような安らぎを感じられました。雨に濡れたテラスの床がしっとりと美しく、時折聞こえる川のせせらぎと鳥のさえずりが何よりのBGMになっていました。

オールインクルーシブサービス

ビール・ワイン・梅酒・ウィスキー・シャンパンなど飲み放題
ラウンジでソフトドリンクやナッツなどの軽食も無料
湯上がりの一杯を気軽に楽しめる

サービスの印象
館内のラウンジはとても洗練されており、ゆったりとしたソファ席、マッサージチェア、そして棚には雑誌や陶器のインテリアが美しく並んでいました。まるで高級旅館と図書館とカフェが一体化したような空間で、思わず長居してしまいそうになります。湯上がりにキリッと冷えたビールを一杯…この贅沢が宿泊料金に含まれているなんて、嬉しすぎました。窓越しに眺める緑の山々と川の流れは、日常の喧騒を忘れさせてくれる極上の風景で、この景色を前にグラスを傾けながら過ごすひとときは、何にも代えがたい”贅沢な時間”でした。

夜：創作和フレンチフルコースディナー

夕食の特徴

一皿ずつ丁寧に提供される創作料理のフルコース
季節感と地元食材を活かした美しい盛り付け
アルコール飲み放題付き

コース例

ヒラマサとタコのカルパッチョ

トウモロコシの冷製スープ

国産サーロインの低温調理ステーキ

自家製そばと三種巻き寿司

デザート：日向夏のシャーベット、そば茶のブランマンジェなど

夕食の感想
まさに”大人のご褒美”と呼ぶにふさわしい内容でした。はじまりの「スイカとメロンのサラダ仕立て」は、果実の甘みと瑞々しさが自家製ドレッシングと出会って絶妙なハーモニーを奏でていました。続く「ヒラマサとタコのカルパッチョ」や「トウモロコシの冷製スープ」も、見た目から涼しげで夏の食卓を鮮やかに彩ってくれました。国産サーロインの低温調理ステーキはとろけるようなやわらかさで、締めの自家製そばと三種巻き寿司まで、しっかり食べても重たくならず最後まで美味しくいただけました。デザートの日向夏のシャーベットやそば茶のブランマンジェなど、夏らしさと爽やかさを兼ね備えた甘味に、思わず笑顔がこぼれました。

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2日目：長瀞の自然と歴史を満喫

朝食：やさしい味わいの和朝食

朝食の内容

彩り豊かなお重の小鉢料理
絶品のけんちん汁
パンや牛乳、ヨーグルト、納豆も選択可能
食後のコーヒーをテラスで楽しめる

朝食の感想
目覚めとともに広がる山の緑と川のせせらぎを感じながらいただく朝食は、心にも体にもやさしく染み渡る和の御膳でした。お重の中には小鉢に美しく盛られた野菜の煮物や白和え、焼き魚にひじき煮など、まるで季節の便りを受け取ったような繊細な品々が並んでいました。中でも感動したのが、あつあつのけんちん汁。大ぶりに切られた根菜に優しい味噌の風味がとろりと絡み、胃をゆっくり起こしてくれるような温もりのある一杯で、旅先の朝にぴったりの味わいでした。

午前：宝登山ロープウェーで絶景観光

アクセス：宿の送迎車で野上駅へ、1駅で長瀞駅到着

観光の流れ

長瀞駅前から無料シャトルバスでロープウェー乗り場へ
宝登山ロープウェーで山頂へ
SUSABINOテラスで絶景を堪能
宝登山奥宮へ参拝（日本武尊ゆかりの霊場）

見どころ

長瀞の町や荒川の蛇行が一望できる絶景
杉木立の中を歩く神域への参道
心がすっと整うような静寂な空間

宝登山での体験
長瀞駅前の木造駅舎に赤いポスト、まるで昭和にタイムスリップしたような穏やかな空気に包まれてスタート。ロープウェーに乗り込むと、あっという間に山頂へ到着しました。SUSABINOテラスからは、長瀞の町や荒川の蛇行が一望でき、雲が低く垂れこめる少し幻想的な景色もまた、山の旅ならではの風情を感じさせてくれました。宝登山奥宮への参道では、杉木立の中を歩きながら古の神域を巡るひとときも体験。ここ宝登山は日本武尊ゆかりの霊場とされており、心がすっと整うような静寂が印象的でした。

午後：岩畳散策とライン下り見学

岩畳の楽しみ方

独特な段々状の岩が広がる河原
川のせせらぎと緑に囲まれた大自然のスケール
ライン下りの舟を眺めながらのんびり過ごす
水辺に腰かけて涼む癒やしの時間

岩畳での体験
独特な段々状の岩が広がる河原に立つと、川のせせらぎと緑に囲まれた大自然のスケールに圧倒されました。川ではライン下りの舟がのんびりと進んでいて、乗っている方々の楽しそうな声が風に乗って聞こえてきます。この風景こそ、長瀞ならではの夏の風物詩。写真を撮ったり、水辺に腰かけて涼んだりと、時間を忘れてのんびり過ごせる癒やしの空間でした。

昼食：喫茶店「武甲庵」でランチタイム

アクセス：お花畑駅から徒歩3分

店舗の特徴

木のぬくもりが感じられる優しい空間
ギャラリースペース併設
秩父の祭りの山車ミニチュアや美しい陶器を展示

おすすめメニュー

ナポリタンとクロワッサン、たっぷりサラダのワンプレート
美濃焼や有田焼の器でいただくハンドドリップコーヒー
趣ある器の美しさも楽しめる

武甲庵での体験
外観から漂う温かみのある雰囲気に誘われて扉を開けると、木のぬくもりが感じられる優しい空間が広がっていました。店内にはギャラリースペースもあり、秩父の祭りに使われる山車のミニチュアや美しい陶器が並ぶショーケースが彩りを添えています。いただいたランチは、昔懐かしい味わいのナポリタンに、サクふわのクロワッサン、シャキシャキ野菜がバランスよく並び、見た目も味も大満足でした。食後のコーヒーは、美濃焼や有田焼など趣ある器でいただくハンドドリップで、赤と青、それぞれのカップに注がれたコーヒーは、器の美しさも相まって、ただ飲むだけでなく”眺めて楽しむ”ひとときになりました。ガラス窓から外を眺めながら、長瀞と秩父で過ごした濃密な時間を静かに振り返る、穏やかな旅の締めくくりとなりました。