PR

シニア向けの仕事がないと嘆く前にすべきこと

シニア向けの仕事がないと嘆く前にすべきこと

仕事が必要なシニアとは

仕事か必要なシニアには、様々な事情がその裏にあります。定年したけど住宅ローンが残っていたり、子供の教育費用がまだまだ掛かる、第二の人生てやりたいことがあるなど、仕事を探している人には、それぞれ目指すべき各自のゴールがあります。
そこで、とにかく仕事を探していて、なるべく報酬が高く、自分を活かしてできる仕事をみんな探しているのでしょう。

シニアの自分にふさわしい仕事がみあたらない

定年後に働きたくて仕事を探してみると、いい仕事が見つからなくて、途方に暮れる人がいます。コレだと思える仕事が見つからない人の多くには、大きな2つの問題点があるようです。

期待する報酬が高すぎる

ローン、教育費などの出費予定があるシニアは、どうしても稼げる仕事を求めます。当然のことだと思いますが、定年後のシニアに現役時代並みの報酬が期待できるはずはないのです。よほどのキャリアや実績、資格や経験、コネなどがない限り、報酬は現役のときの半分以下になるのが普通です。あなたが普通のシニアなら、この辺りの事情をしっかり頭に入れておく必要があるでしょう。

役職、地位にこだわり過ぎる

現役の役職や地位にこだわって、次の職でも同等のポジションを期待する人がいます。もしもそれなりの地位についていたのに、今仕事を探しているとなると、その程度の地位だったことになるのでしょう。会社での役職や地位は、会社を退職したときに消滅したものとして考えるくらいにとどめておいた方が良いでしょう。

老後の達人
老後の達人

仕事を探しにハローワークやシルバー人材センターなどへ行ったとしても、2つの問題点を抱えている人では、支援してくれる部署の担当者とも意見が合わず、希望の仕事が見つかるわけはないのです。

仕事がないと嘆く前にすべきこと

働きたいと考えているシニアで仕事がないと嘆いている人は、社会やハローワークの担当者に文句を言う前に、自分自身の棚卸しから始めて、自分自身を見直すことにしましょう。

自分自身の棚卸し

最初に、自分の社会人として働いてきた道のりをもう一度振りかえり、客観的に評価できる部分やその実績に対して、なぜ評価される仕事ができたのか考えてみます。すると自分自身の力なのか、周囲の力なのか、会社の力なのか・・・評価につながる仕事ができたことのあなたにつながる根っこが見えてくるはずです。すると、自分一人の力で成し遂げたというものを持っているという人は稀なのです。

実力(保有資格)の確認

実力の確認とは、誰が見ても実力が確認できるものとして何を持っているかということです。客観的に見て誰もが実力ありと判断できるものの一つに資格があります。国家資格、公的資格及び民間資格の中で、自分が持っているものがあればそれを列挙しましょう。例えば、簿記2級、ファイナンシャルプランナー2級、宅地建物取引士などの資格やtoeicで850点を取った記録など・・・資格は誰が見てもあなたがその実力を持っていることを否定できないものです。

そして、保有資格はハローワークやシルバー人材センターなどで仕事を探すときにも、あなたをアピールする武器になります。たとえ簿記3級だったとしても、一つの経理関係の求人に簿記3級を持っている人と、なんの資格も持っていない人が来たら、どちらが採用されるかは自明の理です。

定年後にあなたがやりたいこと

仕事を探す前に定年後にあなたがやりたいことや目指したいこと、第2の人生で大事にしたいこと、これまでにできなかったからこそやりたいことなどが一体何なのかを明確にしましょう。

現役のときには家族のため、生活のため、自分の幸せのためなど、漠然とした目的のために働いていたかもしれません。まだ若くてやり直しが何度もできるときにはそれでも良かったでしょう。しかし、定年後のシニアになると、急に先に広がっていた道が狭くなってくるのです。人生100年と言われる今日この頃ですが、さすがに80代、90代になっても何度もやり直しがきくからと無茶をしている人はわずかでしょう。もちろんあなたがその中の一人なら良いのですが・・・。

第二の人生のスタートラインに立つシニア

自分の棚卸しをして、自分の武器(資格)を再確認し、これからやりたいこと(ゴール)が明確になれば、自ずと行く道が見えてくるものです。嘆いている暇なんかありません、ゴールに向かってやるべきことをコツコツ進めていけば良いのです。

 

老後の達人
老後の達人

私の場合、現役のキャリアや経験は役立つものは皆無でした。50を過ぎて宅建、ファイナンシャルプランナー、簿記、情報処理関連の資格などを取りましたが、自分の目指す第2の人生のゴールにはさほど役には立ちませんでした。ただ、資格取得で得た知識は、結構役に立ってはいます。

やりたかったことは、自分の考えに従って何かを作り出し、それによって利益を得ることでした。ただ、実際にモノを製作して販売するとなると、それなりの資金が必要だったり、実際に利益が上げられるかというリスクもかなり高くなります。そこで目を付けたのが、ネット上に店舗(サイト)を作りそこで収益を上げるというビジネスモデル(アフィリエイト)でした。今でこそコロナ禍でリモートワークが注目されていますが、かなり以前から私は自宅でパソコンを通じて、インターネットの世界で広告を扱い収入を得ていました。売るもの(広告)は様々なジャンルのものがたくあんあり、それを誰に伝えるかを考え、サイトに仕上げます。

クリエイティブで自分だけで完結して、とても楽しい仕事に出会いました。